レベル1のガボ一人でゼッペル撃破



1−1.はじめに

通常は敗北してしまうゼッペル。この敵をレベル1のガボ一人で撃破することに成功しました。その
方法を今から述べていきたいと思います。



1−2.ステータス

レベル1といっても、仲間になった直後、つまり無職で種や木の実を全く使っていない状態では絶対
に勝てません。だから、勇者に転職(熟練度稼ぎはメガンテを使用)し、種もいくつか使っています。
しかし、ラッキーパネルや敵が落とした宝箱を使って最大HPを999にしては「レベル1」の意味
がなくなるので、ツボや宝箱、タンスなどで入手したもののみ使用しています。


具体的な数は

素早さの種    9
守りの種    18
命の木の実   15
不思議な木の実 13

です。


これと勇者への転職により、ステータスは

素早さ   53
身の守り  46
最大HP 117
最大MP 102
守備力  140

になります。

力や賢さ、かっこよさは関係ないので省略しています。
なお、防具は厚手の鎧、キトンシールド、バイキングメット、守りのルビーです。
道具はさざなみの剣、妖精の剣、祈りの指輪6つを持っています。



1−3.戦術

ゼッペルは非常に単純なローテーションです。すなわち

イオナズン+打撃→凍える吹雪+痛恨の一撃→打撃+メラゾーマ

です。

ゼッペルは3ターン毎に同じ行動をしてくるので、こっちは18ターン毎に同じ行動をします。以下
のようなローテーションになります。

さ→ア→妖 → 防→ア→さ → 防→ア→妖 → さ→ア→攻 → 妖→ア→さ → 攻→ア→攻

「さ」はさざなみの剣を道具として使う(マホカンタ)ことを、
「ア」はアストロンで敵の攻撃を回避することを、
「妖」は妖精の剣を道具として使う(スカラ)ことを、
「防」は防御することを、
「攻」は特技で攻撃したり、場合によっては祈りの指輪でMPを回復したりすることを意味します。


何も考えずにこのように行動していても勝てるはずですが、なぜこのローテーションで戦えばいいか
を詳しく説明します。


その前に受けるダメージを書いておきます。

受けるダメージ
イオナズン     平均105
凍える吹雪     平均115
痛恨の一撃     平均240
メラゾーマ     平均130

打撃(スカラなし) 平均100
打撃(スカラ1回) 平均 83
打撃(スカラ2回) 平均 65
打撃(スカラ3回) 平均 50


1ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「さざなみの剣」

レベル1のガボでは両方は耐えられません。だから、イオナズンをマホカンタで防ぐ必要があります。
このターンに先攻されると敗北確定です。まぁ、1ターン目なので、何度か挑戦すれば大丈夫です。
ゼッペルは素早さが低いため、素早さが53ならかなりの確率で先攻できるはずです。


2ターン目 「凍える吹雪+痛恨」に対して「アストロン」

どっちか1発でも死ぬのに、2発も来るのでアストロンで回避するしかありません。凍える吹雪だけ
なら運次第で、あるいは防御すれば耐えられるでしょうが、痛恨の一撃は防御していても即死します。
5ターン目、8ターン目、…、3n+2ターン目も、同じ理由でアストロンです。


3ターン目 「打撃+メラゾーマ」に対して「妖精の剣」

さざなみの剣(マホカンタ)とアストロンのおかげでイオナズン、メラゾーマ、凍える吹雪、痛恨の
一撃の脅威はなくなりましたが、マホカンタは5ターンほどで効果が切れますし、アストロンもMP
を消費するので無限には使えません。そこで、さざなみの剣や祈りの指輪を使う必要があるのですが、
ゼッペルは打撃も強力なので、そんな暇はありません。だから、妖精の剣で守備力を上げ、ある程度
余裕を持って行動できるようにします。スカラも6〜8ターンで効果が切れ、しかも+200が限界
という性質があるため3回しかかけ直せないので注意しましょう。



4ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「防御」

前のターンのダメージが残っているため、スカラが1回かかっていても打撃で死にます。安全策なら
アストロンですが、防御でも耐えられます。MPを節約し、イオナズンを跳ね返して敵にダメージを
与えるためにも防御しましょう。


5ターン目 「凍える吹雪+痛恨」に対して「アストロン」

2ターン目を参照して下さい。


6ターン目 「打撃+メラゾーマ」に対して「さざなみの剣」

そろそろマホカンタが切れる頃なので、さざなみの剣を使います。マホカンタは消える前に再度使用
することが可能なので、余裕を持って行動しましょう。マホカンタが切れている状態では、ゼッペル
の攻撃で100%死んでしまうので…。



7ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「防御」

やはり前のターンのダメージが残っているため、4ターン目と同様防御で耐えます。


8ターン目 「凍える吹雪+痛恨」に対して「アストロン」

2ターン目を参照以下略


9ターン目 「打撃+メラゾーマ」に対して「妖精の剣」

1回目のスカラが切れる前に重ねがけします。スカラが2回かかっている状態なら、打撃のダメージ
は勇者の自然回復だけでなんとかなるので、防御せずに連続で行動できるようになります。



10ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「さざなみの剣」

マホカンタをかけ直すのは5ターン毎でいいのですが、11ターン目は恐怖の「凍える吹雪+痛恨」
なので早めに使います。11ターン目にアストロンを使っている間に切れると、12ターン目に先攻
されて死亡する危険があるからです。


11ターン目 「凍える吹雪+痛恨」に対して「アストロン」

2ターン目以下略


12ターン目 「打撃+メラゾーマ」に対して「攻撃or祈りの指輪」

スカラが十分かかっていて、当分マホカンタが切れる心配もない。ようやくこっちから攻撃する機会
がやってきました。マホカンタでのイオナズン、メラゾーマ反射だけでも倒せますが、アストロンの
使い過ぎでMPが無くなる前に倒さなければならないので積極的に攻撃します。といってもMP切れ
で凍える吹雪を回避できなくなってはどうしようもないので、祈りの指輪によるMP回復も忘れずに。
攻撃手段として考えられるのは、岩石落し、火柱、灼熱、アルテマソードなどがありますが、この中
で1番オススメなのは岩石落しです。火柱は失敗することが多く、期待値的に劣ります。灼熱は威力
は高いですが、習得するには虹孔雀7になる必要があるので熟練度稼ぎが大変です。アルテマソード
はMPの消費が多いのがネックです。岩石落しならゴッドハンド経由で勇者に転職すれば習得に手間
がかからず、威力もまずまずです。



13ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「妖精の剣」

3回目のスカラです。これにより守備力が限界まで上がることになるので、かけ直すには一度スカラ
の効果が切れるのを待たなければならないので要注意です。しかし、守備力が限界なら打撃で受ける
ダメージは自然回復を下回ることも多いのでそんなに危険はありません。


14ターン目 「凍える吹雪+痛恨」に対して「アス以下略


15ターン目 「打撃+メラゾーマ」に対して「さざなみの剣」

転ばぬ先のマホカンタ。


16ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「攻撃or祈りの指輪」

12ターン目と同様、攻撃のチャンスです。基本的には岩石落しで攻撃ですが、敵のHPが少なく、
MPが足りるっ、と思ったらアルテマソードで一気にたたみかけるのもいいでしょう。しかし、祈り
の指輪は運が悪いと1回で壊れてしまうので、あまり焦らないほうが安全です。


17ターン目 「凍える吹雪+以下略


18ターン目 「打撃+メラゾーマ」に対して「攻撃or祈りの指輪」

12ターン目と同様です。ここまでで1サイクル、イオナズン反射が平均55×6、メラゾーマ反射
が平均75×6、岩石落しが平均110×3で、合計1110程度のダメージを与えられます。敵の
最大HPは40000なので、36サイクル、648ターンくらいで撃破できるはずです。実際には
祈りの指輪でMPを回復させる必要があるので、700ターン近くかかるかもしれませんが…。



19ターン目 「イオナズン+打撃」に対して「さざなみの剣」

1ターン目と同様ですが、このターンは15ターン目のマホカンタが残っているため、先攻されても
死ぬ心配はないです。13ターン目のスカラもこのターンか、次のアストロンのターンに切れるので
21ターン目は3ターン目と同様にすればOKです。

しかし、まれに21ターン目までスカラが残ってしまうことがあります。この場合、21ターン目に
スカラをかけることができないので防御します。そして、22ターン目を1ターン目と思って、再度
さざなみの剣→アストロン→妖精の剣→…、というローテーションで対抗しましょう。

また、18ターン目、19ターン目の打撃のダメージが上限近くだった場合で、かつ、21ターン目
に先攻されて(スカラをかける前に攻撃を食らって)上限近くのダメージだった場合は死ぬ可能性が
あります。安全策で行くなら21ターン目にアストロンを使いましょう。そして、22ターン目を1
ターン目と思って、再度さざなみの剣→アストロン→妖精の剣→…、というローテで対抗しましょう。



2−1.おわりに

完全にローテーションが固定のため、次にどんな行動をするかがわかるので勝率(ほぼ)100%の
作戦をたてることができました。1ターン目に先攻されるかどうかは運しかないと思いますけど…。
なお、この方法だと3時間近くかかるので、途中でコマンド入力ミスをしたり、ローテーションを勘
違いしたりしないように注意して下さい。


最後までおつきあいくださり、どうもありがとうございました。

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